サブサイト。

2005年8月19日
最近、メインサイト更新、停止中。
『ダーク・はるか』は、一寸 なりを顰めてますな…。

だが、何故か、サブサイトで、爆発中!なーのね。
もし、興味ある方、いらっしゃたら、覗いてください。
『スケルトン・はるか』です。↓

http://page.freett.com/akito_haruka/index.html

内容的には…、どうなんだろう?
実生活の日記ってカンジなのかしら。

柱になってるのは『合気道ら〜』の日々…ですかね。
まだまだ、工事中で、訂正するところ 沢山ありますが、
急ごしらえの割りに、書き込めたと 思うんですが…。

夜 移動。

2005年8月12日
お盆は、「渋滞」のイメージしかない。
と、いうのも、ン年前に 体験した、恐怖によるものだが…。

そう、それは高速地獄。
極端にルートの限られた地域(吾が田舎)に、辿り着くまでの、6時間越の長い道のりは、地獄でしかなかったさ。
普通なら、1時間半程度なのに…。

だったら、電車で行けば?
そうだね、でも、駅から「ハイヤー」呼んで、更に40分以上走らねば、辿り着けない、陸の孤島。…いや、村。
そっから、帰る時も、勿論「ハイヤー」。
電車では無い、汽車だ。って、場所。

現在では、誰も住んでいない 家に帰るのは、お墓があるから。
村に住んでいたら、13日の夜に、「お迎え」に行くのだが、そこは仕方ないので、今晩から 走って、明日の朝に墓参りして、「お迎え」に上がる。

ってな訳で、さぁ、用意して、レッツら ゴー!だ。
折角の、夏休みです、一般社会人に とってみれば。
だが、しかーし!
私にとっての、「お盆休み」は、苦悩でしかない。
何しろ、お稽古も丸々1週間、お休みだから。

ま、毎日、稽古に行ったからといって、決して安堵は得られない、現状況においては、良い骨休め…とも いえるが、カウントダウンに、戦々恐々。

「イメージトレーニングに専念しなさい。」って、アドバイスを貰ったが、そのとおりに体が動いてくれりゃー、心配もなくなるが、実際 稽古の相手が変わると、そのトレーニングも役立たずになる場合が多い。←そして、へこむ。
シャドウボクシングなら、まだかっこいいが、シャドウ合気道は…、へんな踊りを踊る人に、見える事だろう。

それでも、地道に「踊ってる。」だから、誰も突っ込まないでくれ〜。盆踊りは踊らないけどね。
うーむ、一応「都会」の一部なのに、ここ二日ほど、朝が寒い。
窓は全開、扇風機は ちろちろ 程度で眠れるのは、有難いけれど、朝の4時、5時に、寒くて目が覚めるってのは…「秋?」。
いや、ただ 単に、山って事?

でも、暑苦しくて 寝付けないのは、嫌だしナァ、と、天秤に掛けて、仕方為しに 朝、寒くて起きる。
そして、布団をひっぱりだして、再び うつらうつら。

だって、クーラー嫌いなんだもん。
だって、夜 寝苦しいの 嫌なんだもん。
唯でさえ、朝は 脳みそ止まってるのに、更に不機嫌になったら、周りの人に 迷惑だしね。

一応、此処は、「府」なんだけどねぇ、やっぱ田舎なのかしら…車で10分ほどの、海っぺは、夜でも暑く寝苦しいらしいのに…。

お母さん。

2005年8月8日
あのね、お母さん。
私は、好きな事をやるために、やりたい事をやるために、
今も、独りで居るんじゃないんだよ。

生きる意味が、意義がないから、必死で夢中になれるものを、
常に 捜してるんだ。
仕事だって、趣味だって、結局、生活そのものだって そう。

唯、少し、不器用で、少し頑張り屋なだけだよ。
生きる意味の乏しい日々は、虚しさだけしか 残らない。
生きる意義が思いつかない日々は、くだらない。
細胞だけが、動いてる、それを生きると いう事?

快楽を追求して、満足を得る為に、はまり込んでいる訳じゃない。
生きる意味を、意義を 作り出す為に、こうして人生 ほっつき歩いているんだよ。
唯ね、「人」や「誰か」に、はまれないだけの事。
唯ね、誰かを必要だと思う以前に、誰かに必要とされれば、期待に応えようと、しているだけ。

「愛」を与える恐怖は、「愛」を失う恐怖。
「愛」を求める欲望は、「愛」を奪う欲望。
「愛」は平等でなく、「愛」は的外れ。

貴女が与える「愛」は、試練。
貴女が提示する「愛」は、自己満足。
貴女が誇る「愛」は、常に偏り 傲慢。

そんな「愛」など、要らなかった。
そんな「愛」など、知らなければ 良かった。
そんな「愛」で、学べたモノは、孤独の心地良さと、虚しさだった。

貴女の「愛」は毒、孕んだ瞬間から、慣らされてきた毒。
貴女の「基準」は試験薬、常に試され、断される試験薬。
貴女の「言葉」は暴言、幾ら 交わした処で、突き刺さる暴言。
貴女の「脳」は利己的、放つ言葉を、還して憶えない脳。
貴女の「態度」はあからさま、我慢を知らない、身勝手な態度。

これが、「母」というならば、これが「女」というならば、
躊躇せざるを 得ないのは、「環境」なる毒に侵され、麻痺した自分。
時よ、早く 終れよと。
生よ、早く 終れよと。
未だ、拭えぬ、幼き頃よりの、心願。

あのね、おかあさん。
ワタシは、アナタのハラから ウマレタけれど、
ワタシは、アナタじゃ、ないんだよ。
現在は、受験生の苦しみを…。
再び 味わう事に なろうとは。

お稽古に、行けば行くほど、悩みは深く、
お稽古で、頑張れば 頑張るほど、怪我だらけ。
お稽古は、昨日の復習、これっぽっちも、させてくれないわ。

焦る気持ちと、募る不安。
一向に上達しない(物覚えが悪い)、おらがウデ。
山積の課題は、そのうち 雪崩を伴い、後頭部に直撃さ。
力じゃないと、云いながら、結局、力とスタミナじゃん。
デブの腕は、掴めない〜。
デカイ奴は、押さえ込めない〜。
体重差で ぶっ飛ばされる〜。
チビのおいらの 腕なんて、理想の位置に 届かない〜。
…で?どうしろと?

基本!基本!基本!で、乗り切りたいのに、人は云う〜。
「段持ちだから、それじゃ 駄目!」
って、今更 付け焼刃〜、総崩れになるのは、目に見えてるよ。

ああ、そして、今日も寝付けないんだ、きっと。
ぷしゅうううぅぅぅぅ。

波。

2005年8月4日
停滞気味の 人生の波が、なんか 漸く 来たような。
それとも、違う海にでも、流れ着いて しまったのか?。

でも、振り返って見ると、選択して来たのは、自身だ。
何でも、「チャンス」と 考えるように なった。
良くも悪くも、「機会」は「機会」。
結果は、そのうち 解るだろう、って、考えるようになった。

今しかない!は、ないけれど、やってみても、いいんじゃない?って、やらないよりは、良いでしょう。と、超!前向き。

うーーむ、まだ、この弾け具合は、継続中だにゃ〜。
だったら、灰になるまで、燃えるしかないか〜、ははは。

と、云うわけで、根暗〜な、作風のアタクシと致しましては、
少々、御休みです。
暫くは、こんな 普通の日記に なることでしょう。
…少しの間、見逃しちくり〜。 
昨日は、流石にへこんだが、何故か 立ち直りも速かった。
たぶん、期限を切られてるのも、大きいかと思うのだけれど、
しょっぱな、壁に激突して、粉々になったから、復活も早かったかな…と。

コレが底なら、這い上がるしかない。
誰も変わっちゃくれないが、補助して助けてくれる、仲間が居てくれるので、頑張ろうと思うのだ。
↑体育会系のスパルタだけれど。
これが、自分の性格にあってるのかな、下手な慰めよりも、黙ってもくもくと、稽古に付き合ってくれる人々が、とても大きな助けになっているように、思う。
 
いや、でも、容赦ないけどね。
昨日は、顔面(右目の下)に、エルボー炸裂、ヒットしたし。
今日は、今日で、酸欠で地獄を見た…。
でも、楽しかった。←ちょっと ヤバい?

何より、充実した 5時以降の日々が、何か楽しい。
って、云ってられるうちは、まだ 大丈夫なのかな。
さ、このまま、日曜日まで、休まず稽古じゃ〜!!。

休憩は、仕事時間に、取るべし!
↑給料泥棒です、はい。
けど、考え方を変えたんで、罪悪感は無いです、最近。
やるときゃ やってるし、今まで必要以上に頑張ってきたんだもん、信用だけは、ばっちり築いてるから、いいんです。

どつぼ。

2005年8月2日
へこんでる。
何時になく、へこんでるよ。

これほど までに、己が 何も 出来ないとわ!

へこんでる。
やはり…と 想いつつも、此処までとは…。

頭の中が、真っ白けって、こういう事なのね。

ヘナチョコぶりが、発揮されまくった、本日のお稽古。

…十年ぶりに、お稽古始めた あの日よりも、何も出来てないカンジ…。

そして、今宵も又、寝不足なんだろうなぁ…。

へこんでるよ、己の 馬鹿さ 加減と、体の鈍さに。

…はぁ…。↓

実験。

2005年8月1日
現在、実験中。
「禁煙」という響きが、何故か嫌なので、「実験」と称しておく。
先ず、約3ヶ月くらい掛けて、10mm→3mmに落としてみた。
勿論、段階的に、本数を増やさずに。
1mm期間もあったが、2週間くらいで、めげた。
故に、3mmで一旦 落ち着き、次の段階。

1・買い置きはやめた。
2・12mmのを 一つだけ、買った。
3・嫌なこと、嫌いなもの、を 明確に思い出す。
4・吸いたくなった時には、「何故 吸いたいのかを、考えた。」
5・実験的に、刷り込み作戦を実施。

そう、例え半日でもいい、4を貫き、ちょっと身体を綺麗?にする。
そして、いきなり「禁煙!」とは思わないし、しない。
我慢することは、結果的に、成功しないだろうから。

そして、いよいよ、一服タイム。
この時に、リラックスしない。
つらい体勢のまま、只管、気持ち悪い事や、大嫌いなモノを、
ここそとばかりに羅列して、常に、「まずい、きしょい、げろる。」と、繰り返し口にして、刷り込み、たまに えづいてみる。

だが、此処で、「禁煙の為」だとは、思わないようにする。
そして、誰に強制された訳でもなく、体が付いていかないからだという、理由を全面的に 押し出す。

って、事を始めてみた。
意外に コレで、一週間。
一日、1箱ペースの人間が、1箱、一週間になった。
でも、別に、辞めては居ない。
特に、ストレスも感じていないようだ。

何しろ、無理して辞めた方が、絶対に、辞められないのだ。
天邪鬼な ワタシは。

ってな、事で、この先 どうなるかは 謎であるが、
そりあえず、実験中…だったりする。

戯言。

2005年7月31日
なんだか、最近、身辺の動きが 慌しい。
いや、それは 仕事では無い。
↑ミソ。

三十路を回った 社会人が、仕事に積極性を 亡くした時、
やはり その情熱は、「自身が満足する行動」(例えば 趣味だとか)に 注がれるものだ。

残念ながら、手に職のない 三十路越えの女性会社人など、企業体質にも因るだろうが、概ね 出世の道も閉ざされているもので、ただ、惰性の様に 漫然と 出勤して、日々という時間を費やし、多少の賃金を得て、生活している。
”生きる”事だけに集中する、生活も あるだろう。
”とりあえず”の社会的立場を 確保する為、の生活もあるだろう。
働く理由は、千差万別、一概に語られるものではない。

さて、では、何に、”人生を生きる”興味とするか…である。
自身の場合、残念ながら、その選択肢の中には、結婚も恋愛も無かった。
つい、一年程前に、運動不足解消の為、と、再開したお稽古事に、はまってしまったのである。
汗をかくことが 楽しく感じてくると、どんなに仕事で 疲れていても、ついつい 足を運んでしまう。
利害関係の無い、稽古仲間との関係か、気楽。
なるほど、三十路には零からのスタートより、壱からのスタートの方が、有り難かった。
十年余りのブランクを埋めるは、なかなかに しんどいものだが、それなりに 身体も覚えてくれているものだ。

次のステップに進むのは、はるか 先の事〜っと、自身で勝手に決めていたのだが、どうもそうは いかないらしい。
師範が ぽろっと零した言葉から、総てが 始まったような気がする…。
まぁ、それで 何か明確な目標が出来たんで、いっちょ、頑張ってみっかー、という気になり、るんるんで過ごしていたのだが、予想は常に覆される。
…年末辺りに、照準を定めて、お稽古しましょうか…と思っていた矢先、そう、それは 今朝の稽古での 一言。

「向こうに行くまでに、とっといた方がいいだろ、弐段。
じゃ、8月に試験するか。」

おおおおおお!!!
ななな、なんですとぉぉぉ!!
しかも、お盆休みも あるじゃんよ〜!!
ムリだァァァ!!!

「…精一杯、頑張ります…。」
と、前向きな答えだけ、返しときました。

慌しい…。
その一言に尽きる。
頑張るだけ、頑張ってみるが…、今年の夏は…熱そうだ。
向こうに行くまでに、燃え尽きそう。
…ちなみに 向こうとは…、日本国では…ありません。
 
北緯の空に 浮かびし姿、怜悧な孤をば、その背(せな)と。
眼(まなこ)に焼き付け 覚えしが、
刻と、姿を 変えゆきて、何時ぞや その背を、見失ふ。

日は天中、趣(おもむき)違へ、色冴へ 違へた 彼の月は、
朧の君と 重なり、清け。

背は 裏かと、想へしが、実なる姿ぞ、謎のまま。
見上げし 我を、せせらと 嗤ふ。

茫たる面持ち、隠さぬままに、
飽きもやらずに、立ち尽くし、
月下の漂泊、うら悲し。

月ヶ背の君、其の名の如く、我を謀(たばか)り、惑ひの夜と。
言ノ葉 少な、視線は 虚ろ、されども、其の口 誘ふ夜事。

美しき哉(かな)、三日月の唇。
妖しき哉、半月の眼。
婀娜しき哉、満月の乳房。
恐ろしき哉、新月の心。

君ぞ 其の名を、月読と 云ふ。
明日という名の 未来は遠く、
明日という名の 希望は欠片。

明ける夜は、時間に寄らず、
明けぬ夜は、心の時計。

自在にならぬ 時流を捨てて、
自在に留まる 私流に生きる。

心の闇に 陽は今だ、届かず指さぬ、
密閉された 墓穴の匂い。

光に やられた 眼を抱え、
闇に 使えぬ 眼を抱え、
心閉ざした 眼を抱え、
曇った 硝子の双玉は、河岸の魚と 相違無し。
君の決意は とても、壮絶で 美しいのだけれど、
涙が 出てくるのは、何故だろうね。

君の寡黙な 背は とても、凛として 眩しいのだけれど、
涙が 込み上げてくるのは、何故だろうね。

君の真摯な 眼差しは とても、鋭く 強いのだけれど、
受け止めて あげられないのは、何故だろうね。

君の全身を 包み発する 気迫は とても、
清く 静かだけれど、背水たる 想いを抱くのは、
何故だろうね。

君の全てが、痛い。
君の全てが、貴く 遠い。
君の全てが、悲しくて。

君の全てに、福音を。
君の全てに、導きを。
君の全てに、幸あれと、願う他に、手立てなし。

月輪の都 『月影』

2005年7月25日
月夜の宵に 宴を開こう、祝福の。
月夜の宵に 集どいて 踊ろう、百鬼の群れと。
月夜の宵に 小声で語ろう、百物語。

闇夜は とても 恐いから。
闇夜は とても 深いから。

だけど 本当に恐いのは、薄ら笑いの月夜だと、
君は 知っているだろか。
野獣の姿も 夜叉の背も、見えなければ 恐くない。
知らなければ、恐くない。

だけど何かが 告げている。
こめかみあたりが ちりちりと。

ひそり、と備わる 埋もれた感覚。
今宵も 警鐘ならすけど、遥かに遠くの 音のよう。

いざ 研ぎ澄まさん、その域を。
いざ 求めて捜さん、この感を。

忘れてならぬ、失くしてならぬ、魂魄放つ、その矢をば。
水平線を 描くように、暁の焔が 横臥する。

闇夜と別つ、果て無き 彩(いろ)は、
ややも 寂しき光景を、瞬きの間に 塗り替えて、
今日の始まり、誘う夜明け。

ご覧、あれが、火の山、氷の河。
ご覧、あれが、星の命よ、赫き熱、星の命よ、碧き塊。

目指した 陸地は、靄の果て。
捜し尋ねた、海図の洲は、海原 駆ける友に 乗り、
星座を連ねて、舵を切り、少年の頃に 夢馳せた、
冒険小説 片脇に、古ぼけたページを捲る、潮の風。

旧知の友を 訪ねるように、
祖先の道を 歩くように、
未開の森を 彷徨うように。

漕ぎ出だしたる、この海路、
何が 其処に 待つのか 知れぬ。
何が 真実なのか 辿り着いても、知れぬのだろう。

それでも、こうして 旅行くは、
それでも、こうして 尋ね行くは、
忘れてならぬ、あの頃の、僕を 捜しに行くのだろう。

月輪の都 『対価』

2005年7月17日
恋 為せば、愛を求めて 淵に入る。
愛 為せば、情を残して 執に入る。
情 為せば、離苦に喘いで、滅に入る。

望みの願いを 叶えよう。
祈りの底を 汲み取ろう。
深なる闇を 知るならば。
天なる光りを 知るならば。
君の その眼と 引換に。

夢 為せば、実を求めて 霧に入る。
実 為せば、顕を遺して 迷に入る。
顕 為せば、想を経てずに、消に入る。

望みの姿を 叶えよう。
奇跡の真を 見せ付けよう。
不変の闇を 知るならば。
酷なる陽を 知るならば。
君の その魂と 引換に。
悲しみの彼方に、君は消える。
苦しみの果てに、君は消える。
終えた 愛の深淵に、君は消える。

明ける 空の端に、君は消える。
沈む 海の遥かに、君は消える。
漂う 雲の行方に、君は消える。

崩れ落ちた 谷底に、君は消える。
激流に 掠われた、君は消える。
川面の 靄の中に、君は消える。

穏やかな 春陽の丘に、幻想の 雪原の央に、
洗う 夕立の道に、紅葉燃える 狭間に、
君は埋もれ、掠れ、掻き消されて しまうだろ。

君を 捜す事は無い。
君を 捜せる筈はない。
君は 僕の奥底で、生まれ死に行く、幻だから。
深く 深く、愛していたよ、壊れる程に。
強く 強く、想っていたよ、何時の日も。
ずっと ずっと、願っていたよ、永久に続けと。

愛の限りを 知らぬから、
愛の終わりを 知らぬから、
愛の行方も 知らぬまま。

それは無垢な 童心のまま、
それは記憶の 根底のまま、
それは芯なる 骨のよう。

勿論、憎みもしたけれど、
勿論、呪いもしたけど、
勿論、傷つけあったけど。

だから、深く愛したよ。
だから、強く想ったよ。
だから、ずっと願ってるんだ。

君が遺した、足跡を、そっと 護って、居るのはね、
僕が生きた、証としてさ。

君が語った、物語、そっと 継いで、いるのはね、
僕が生きる、理由としてさ。

月輪の都 『大和』

2005年7月11日
天地に跨がる 光の塔は、明瞭なる 姿顕し 今、此処に。
見上げる眼が 滲むのは、それを幻と 知るが故。

島を繋ぐ 架橋の道は、朧の霧か 細き雲龍。
棚引き 惹いて、夢の橋。

山麗 湛えた 白き雲海。
波頭を描いて、ゆるりと流れ、蓬莱 此処にと、惑わす幻想。

来迎 望む、錦の色糸、実現 願う、姿と結び、
己が罪状、涙と流す。

乱れて 咲きし 華の群れ、霞の視野に 懐かしき、
心の人を 憶えては、指して 伸べたる 手を待たん。

豊穣たりし、秋津島。
湧水 滾たる、息吹の郷よ、
闇さえ、仄かに 柔らかき。

豊漁たりし、海神原。
紺碧 揺らぐ、懐の国、 
異界へ導く、道 在りき。

八百万の神々が、重なり逢て、寄り添うて、
そそ、と、傍ら 横臥する。

清浄なれと、穢れを 禊ぎ、
平静なれと、祈りを 捧ぐ。
万物総てに 宿りしを、神と決して 崇めて治む。
乱す勿(なか)れ、犯す勿れ、発(あば)く勿れ。 
其は、劫が一の 粒と知れ。

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