月輪の都 『露草』
2005年10月19日囁く如しに 侍りたる、臥待の影ぞ 孤高たれ。
認めし 文の上、そそと 白きに 影ゆきて、
墨の色さへ、違へたり。
ついぞ 留まる 筆の道、我が心の 迷ひかと、
君を 想ふに 瞬きを。
躊躇ふ 吐息ぞ、其のままに。
露草 摘みしに、月下に運び、君を覚ゑて 馳せたれば、
夢よ 今宵に、顕れよ。
瞼 閉じても、届きし 影ぞ、我の想ゐと なり給へ。
千里 万里を、繋ぎとめ、今宵も 同じぅ 其処に在れ。
認めし 文の上、そそと 白きに 影ゆきて、
墨の色さへ、違へたり。
ついぞ 留まる 筆の道、我が心の 迷ひかと、
君を 想ふに 瞬きを。
躊躇ふ 吐息ぞ、其のままに。
露草 摘みしに、月下に運び、君を覚ゑて 馳せたれば、
夢よ 今宵に、顕れよ。
瞼 閉じても、届きし 影ぞ、我の想ゐと なり給へ。
千里 万里を、繋ぎとめ、今宵も 同じぅ 其処に在れ。
コメント