月輪の都 『背面』
2005年6月27日貴方の言葉は、乾いた大地を 潤す雨で無く。
貴方の声は、春を告げる 薫風で無く。
貴方の指は、氷結を溶かす 陽では無く。
貴方の視線は、絡まる糸を解す 鍵で無く。
貴方の想いは、雷雲を遠ざける 神風で無く。
醒めてしまった この瞳。
冷めてしまった この心。
覚めてしまった この想い。
無条件に 愛せない。
例え、系譜に連なろうと。
無条件に 許せない。
例え、寝食共にでも。
無条件に 飲み込め無い。
例え、型の写しでも。
心の揺れは 誤魔化せない。
例え、上手に繕うと。
心の歪みは 否めない。
例え、正誤がなかろうと。
心の軋みは 隠せない。
何処へ漏れ出る 悪意の様に。
貴方の声は、春を告げる 薫風で無く。
貴方の指は、氷結を溶かす 陽では無く。
貴方の視線は、絡まる糸を解す 鍵で無く。
貴方の想いは、雷雲を遠ざける 神風で無く。
醒めてしまった この瞳。
冷めてしまった この心。
覚めてしまった この想い。
無条件に 愛せない。
例え、系譜に連なろうと。
無条件に 許せない。
例え、寝食共にでも。
無条件に 飲み込め無い。
例え、型の写しでも。
心の揺れは 誤魔化せない。
例え、上手に繕うと。
心の歪みは 否めない。
例え、正誤がなかろうと。
心の軋みは 隠せない。
何処へ漏れ出る 悪意の様に。
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