月輪の都 『飛想』
2005年6月26日今、此処に居ない君へ。
考えてしまうと辛くなる。
想ってしまうと 心配し、求めてしまうと 飢え、
認めてしまうと 泣きたくなる。
今、傍に居ない君へ。
空虚は語る、饒舌に。
回想の窓を開いて、視線を馳せて、
この空に繋がる 何処かの国で、君は 呼吸するのだろ。
無限に広げ、繋がり感じ、
極限に狭め、自己を失くして、還る先を 知る。
原子に僕が 居ないように、
宇宙に君が 居るように。
触れられないから、想いは募り、記憶があるから、耐えられる。
この億万の人の中、覚えていたいのは、君の事だけで、
悲しくなるのも、君の事だけ、と。
強く、深く、激しく、君を 想える事を、誇ろう。
優しく、そっと、穏やかに、君を 想える事を、誇ろう。
しなやかに伸びる、君の視線を。
見えない夢を、掴んだ君の掌を。
躊躇無く、大地を蹴った、君の足を。
羽ばたくように、広げられた 君の両腕を。
眩しすぎて、眼を細めて 見送ったけれど。
今、何処かに居る君へ。
追いかける事も、探す事も、しないけど。
引き止める事も、思いを告げる事も、しなかったけど。
君への 想いだけは、今も こうして 変わらない。
どうぞ、笑顔を 絶やさず、輝いて。
記憶の中の 君のままに。
考えてしまうと辛くなる。
想ってしまうと 心配し、求めてしまうと 飢え、
認めてしまうと 泣きたくなる。
今、傍に居ない君へ。
空虚は語る、饒舌に。
回想の窓を開いて、視線を馳せて、
この空に繋がる 何処かの国で、君は 呼吸するのだろ。
無限に広げ、繋がり感じ、
極限に狭め、自己を失くして、還る先を 知る。
原子に僕が 居ないように、
宇宙に君が 居るように。
触れられないから、想いは募り、記憶があるから、耐えられる。
この億万の人の中、覚えていたいのは、君の事だけで、
悲しくなるのも、君の事だけ、と。
強く、深く、激しく、君を 想える事を、誇ろう。
優しく、そっと、穏やかに、君を 想える事を、誇ろう。
しなやかに伸びる、君の視線を。
見えない夢を、掴んだ君の掌を。
躊躇無く、大地を蹴った、君の足を。
羽ばたくように、広げられた 君の両腕を。
眩しすぎて、眼を細めて 見送ったけれど。
今、何処かに居る君へ。
追いかける事も、探す事も、しないけど。
引き止める事も、思いを告げる事も、しなかったけど。
君への 想いだけは、今も こうして 変わらない。
どうぞ、笑顔を 絶やさず、輝いて。
記憶の中の 君のままに。
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