月輪の都 『独唱』

2005年3月24日
願わくば、回歸の道を、辿りたし。 
祈らくば、離合の悲哀、放たれたし。 
叶わくば、迂遠の一期、終わりたし。 
されど、夢は 夢のまま。

豺狼 狙う、灯火ぞ、幽かの 望み、絶つ 勿れ。
忘却 赦さぬ 傷痕が、呪いの言霊、吐くばかり。
されど、夢は 夢のまま。

須臾、彷徨う 閻浮提。
泡沫の夢幻と、然も有りなん。

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