月輪の都 『描く人』
2004年8月28日緻密な筆で 重ねる色は、
僕の想いの 深さと同じ。
何度も 何度も、色を乗せ。
重ね 重ねて、少しでも。
僕が見た、明日以外の日々に 近しところまで、
今より以降に 創ろうと。
寝ぼけ眼で 見た夢を、
形にするのは難しく、
うろ覚えの光景を、描き起こすのも難しい。
咀嚼し 消化し 吸収し、
やがて 筆先から 零れ描いたものが、
僕の願う 形になって、
歪な形 奇妙な色 不可解な姿に なるけれど、
解ってくれる 人もいる。
同じものを 見ていても、
同じ感動 味わえぬ。
同じ体験 したとして、
同じ結論 出せはせぬ。
解っているのに 求めるあたり、
人の世は 悩みを捨て去る 事はない。
答えがないから 哲学が、
廃れて消えていないよに。
答えがないから 宗教が、
信心集めて 残るよに。
ただ ただ 人は、求めてる。
謎と 答えを 求めてる。
僕の筆が 描くもの。
君の筆が 描くもの。
溜息は 涙は 心情は、この目に映る 色となり、
喜びは 願いは 虚しさは、この目に還る 形となって。
惑い 悩み 錯綜し、この目に宿る 光となって。
答えは 救いと なりえるのか、それは 謎のままだけど。
僕の想いの 深さと同じ。
何度も 何度も、色を乗せ。
重ね 重ねて、少しでも。
僕が見た、明日以外の日々に 近しところまで、
今より以降に 創ろうと。
寝ぼけ眼で 見た夢を、
形にするのは難しく、
うろ覚えの光景を、描き起こすのも難しい。
咀嚼し 消化し 吸収し、
やがて 筆先から 零れ描いたものが、
僕の願う 形になって、
歪な形 奇妙な色 不可解な姿に なるけれど、
解ってくれる 人もいる。
同じものを 見ていても、
同じ感動 味わえぬ。
同じ体験 したとして、
同じ結論 出せはせぬ。
解っているのに 求めるあたり、
人の世は 悩みを捨て去る 事はない。
答えがないから 哲学が、
廃れて消えていないよに。
答えがないから 宗教が、
信心集めて 残るよに。
ただ ただ 人は、求めてる。
謎と 答えを 求めてる。
僕の筆が 描くもの。
君の筆が 描くもの。
溜息は 涙は 心情は、この目に映る 色となり、
喜びは 願いは 虚しさは、この目に還る 形となって。
惑い 悩み 錯綜し、この目に宿る 光となって。
答えは 救いと なりえるのか、それは 謎のままだけど。
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