月輪の都 『がちりん の みやこ』
2004年6月20日深い心の奥底に 疼く言葉の 奔流を、
呟き言葉に 置き換えて、
ぽつりぽつりと 綴ってみたら、
闇夜を照らす 月燈の如く、
ひそり さやけさ そそぐ瞬き、
天上頂く 麗し都の 影となり。
光を孕む 白い回廊 石畳、
祈りの塔へ 続く道。
高い城壁 遥かに遠く、都をぐるりと 取り囲み、
砂塵も 人も 災いも、容易に 越える事は無し。
空に月輪 浮かぶころ、蜃気楼を従えて、
砂漠をさまよう 湖に そっと姿を 映したら、
祈りの都が 目を覚ます。
何処より ここへ 流れきて、
ここより 何処へ 行き去るか、
それは 誰にも 解らない。
都を創る 石ですら、何処より 来たか 解らない。
重く巨大な城門が、音もたてずに 開くとき、
光の道が 現れる。
それは 祈りの塔へと 伸びる道。
仄かに光を 湛えて導き 月へと向かう 回廊に。
豪奢な創りの 街並みに、古き神々 刻まれて、
覚えておるかと 問い掛ける。
かつて 部族毎に 神がいて、
栄枯盛衰 共にした。
滅んだ部族の 神々が、そっと集う この都。
何時か 私の 愛し子が、迎えに来る日を 待っている。
部族最期の 独りとなれば、
神を送りに 都を目指す。
部族最初の 独りとなれば、
神を迎えに、都を目指す。
何時か 私の 愛し子が、再び 目覚める 時を待つ。
呟き言葉に 置き換えて、
ぽつりぽつりと 綴ってみたら、
闇夜を照らす 月燈の如く、
ひそり さやけさ そそぐ瞬き、
天上頂く 麗し都の 影となり。
光を孕む 白い回廊 石畳、
祈りの塔へ 続く道。
高い城壁 遥かに遠く、都をぐるりと 取り囲み、
砂塵も 人も 災いも、容易に 越える事は無し。
空に月輪 浮かぶころ、蜃気楼を従えて、
砂漠をさまよう 湖に そっと姿を 映したら、
祈りの都が 目を覚ます。
何処より ここへ 流れきて、
ここより 何処へ 行き去るか、
それは 誰にも 解らない。
都を創る 石ですら、何処より 来たか 解らない。
重く巨大な城門が、音もたてずに 開くとき、
光の道が 現れる。
それは 祈りの塔へと 伸びる道。
仄かに光を 湛えて導き 月へと向かう 回廊に。
豪奢な創りの 街並みに、古き神々 刻まれて、
覚えておるかと 問い掛ける。
かつて 部族毎に 神がいて、
栄枯盛衰 共にした。
滅んだ部族の 神々が、そっと集う この都。
何時か 私の 愛し子が、迎えに来る日を 待っている。
部族最期の 独りとなれば、
神を送りに 都を目指す。
部族最初の 独りとなれば、
神を迎えに、都を目指す。
何時か 私の 愛し子が、再び 目覚める 時を待つ。
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