少しずつ、少しずつ。
見えていたものが、見えなくなって。

少しずつ、少しずつ。
出来てたことが、出来なくなって。

少しずつ、少しずつ。
柔らかかったものが、硬くなって。

少しずつ、少しずつ、
憶えていたことを、思い出せなくなって。

常に、何時も、うとうとと。
覚えも無いのに 睡魔が 襲い、
常に、何時も、上の空。
駄目だと 解かって いるのにね。

確か もっと 活発で、
確か もっと おおらかで、
確か もっと やりたいことがあって、

何時も何時も、時間が 延びればいいと、
確かに そう 想っていた筈 だったのに。

こんなにも、一日の時間が 長く 思えるのにね、
どうして、年月だけは、早いのだろう。

歳を重ねると いうことは、
こんなにも、こんなにも、
身も心も 萎縮して いくことなのかな。

何が 自分を 縛っているのか、
それすら わからぬ 迷路の中で。
行くも帰るも 解からぬままに。
空だけ 眺めて 奇跡を待って、
どうして こんなところで 僕は、
しゃがみこんで いるのだろ。

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