月輪の都 『文の月』まぶたのきみに
2004年5月3日拙い 言葉で 書き綴る。
花鳥の 雅を 眺めつつ。
君に 一筆 したためて、
小春の 宴と 致しましょう。
日差しも 大気も 柔らかく、
優しい 光に 飾られて、
小さな 庭も 楽園に。
うつら うつらと 時が逝き、
立てた 片膝 裸足の裏に、
ひんやり 伝わる 板の間に、
ひらり、舞い来る 使者の弁。
さぁさ、宴は 第二部へ。
薄れた 青の、空の端。
銀の月が 覗く頃、 仄かな 明かりを 蜀台に。
貝の杯、神の水。
玻璃の徳利、涙の形。
君へと 書いた 薄手の紙に、
踊る 墨は、掠れて 滲む。
頬杖ついて、乾杯を。
さらさら 流れる 桜のように、
ゆらゆら 揺れる 炎のように、
こうこう 照らす 月陽のように、
今は 一瞬、 去り行く 季節。
けれど、再び 還り 着て、
僕も 再び 宴を 開く。
君が 眠る この庭で。
君が 微笑む この庭で。
君が 佇む この庭で。
花鳥の 雅を 眺めつつ。
君に 一筆 したためて、
小春の 宴と 致しましょう。
日差しも 大気も 柔らかく、
優しい 光に 飾られて、
小さな 庭も 楽園に。
うつら うつらと 時が逝き、
立てた 片膝 裸足の裏に、
ひんやり 伝わる 板の間に、
ひらり、舞い来る 使者の弁。
さぁさ、宴は 第二部へ。
薄れた 青の、空の端。
銀の月が 覗く頃、 仄かな 明かりを 蜀台に。
貝の杯、神の水。
玻璃の徳利、涙の形。
君へと 書いた 薄手の紙に、
踊る 墨は、掠れて 滲む。
頬杖ついて、乾杯を。
さらさら 流れる 桜のように、
ゆらゆら 揺れる 炎のように、
こうこう 照らす 月陽のように、
今は 一瞬、 去り行く 季節。
けれど、再び 還り 着て、
僕も 再び 宴を 開く。
君が 眠る この庭で。
君が 微笑む この庭で。
君が 佇む この庭で。
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