月輪の都 『雪の女』
2004年2月23日夢に 朧の 世界の中で
しっかと 掴んだ 君の手を
離さぬようにと 込めたけど
ひやりと 冷たい 感触が
それは 氷と 告げている。
あたりは 靄か 視界を 閉ざし
やがて ちらほら ぼたんが 舞って
吹雪の 先触れ しじまが 襲う。
握る 指先 凍りつき
痛さも 感じなくなって
君は どこかと 探すけど
自分の体も 見えない 世界。
五感 すべては 轟く風に 奪われて
命の 灯火 揺らすもの。
心で 叫ぶ ほかはなし。
心で 想う ほかはなし。
心で 祈る ほかはなし。
ただ ただ 君に 会いたいと
ただ ただ 姿を 観ていたいと
もう一度だけ もう一度だけ。
君の口元 浮かんだ笑みの
含みを 僕は 知りたくて。
白き 無垢なる魂に
白き 鬼の吐息を発し
君は 静かにたたずんで
魅惑の 笑みをたたえてる。
君の 視線が とらえる先が
愚かな 僕だと いいのだけれど。
するりと 延びた指先が
僕に 向かえば いいのだけれど。
君の 糧の 一つでいいよ
たった 一瞬 だけでも いいよ
君が 僕を みたならば。
http://www.h6.dion.ne.jp/~haruka-a/
しっかと 掴んだ 君の手を
離さぬようにと 込めたけど
ひやりと 冷たい 感触が
それは 氷と 告げている。
あたりは 靄か 視界を 閉ざし
やがて ちらほら ぼたんが 舞って
吹雪の 先触れ しじまが 襲う。
握る 指先 凍りつき
痛さも 感じなくなって
君は どこかと 探すけど
自分の体も 見えない 世界。
五感 すべては 轟く風に 奪われて
命の 灯火 揺らすもの。
心で 叫ぶ ほかはなし。
心で 想う ほかはなし。
心で 祈る ほかはなし。
ただ ただ 君に 会いたいと
ただ ただ 姿を 観ていたいと
もう一度だけ もう一度だけ。
君の口元 浮かんだ笑みの
含みを 僕は 知りたくて。
白き 無垢なる魂に
白き 鬼の吐息を発し
君は 静かにたたずんで
魅惑の 笑みをたたえてる。
君の 視線が とらえる先が
愚かな 僕だと いいのだけれど。
するりと 延びた指先が
僕に 向かえば いいのだけれど。
君の 糧の 一つでいいよ
たった 一瞬 だけでも いいよ
君が 僕を みたならば。
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