月輪の都 『葬送』
2003年3月2日この手に 死ぬる神の 大鎌持ちて
悪しき ものぐさ 薙ぎ払へ。
この息吹持ちて 清めの嵐の 先触れと。
この足踏み 響きて応じ 怒りの雷と。
この世に 在りて 在らざるものよ、
災いと 転じるならば
戒めの 鎖放ちて そのみたま、
縛して 廻る法輪の、
攻力を持ちて 駆逐せん。
生まれも 遙か 古の
神々呼びて、呼応せよ。
眼力 額に 宿りきて、
破魔の矢を 今 此処に、
つがえし剛弓 放ち射よ。
払うべし、失すべし、滅すべし。
肉を離れて 浮遊する、
怨と 妄執、心の陰よ。
哀れ 憐れと 哭き叫ぶ。
己を 忘れて 鳴くばかり。
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