月輪の都 『月 虹』
2002年11月7日君の心の 中にある、峠の見えぬ 坂道を
ポツリポツリと 登り行き 傾斜の消えた 瞬間が
此処は頂き、雲の上。
足元定めて、顔を上げ、虹の袂を 捜しに行こう。
揺らめく太陽、月は背に、夜の帳が 天空を、
波の如くに 広がれば、
姿も露わに 麗しの、蒼き月が 道標。
遥かに聳える 断崖にやがて目指して 降り来る、
光の階段 昇る為。
遮るものとて 無き光、矢の如くに 降り注げ。
君の体を 突き抜けて、影すら 消さん ばかりまで。
帰る道すら 此処に無く、辿り付いたと 想っても、
座標は 常に 零点で、記す答えに 「解は無し」。
しじまに伸びた 虹の先。
刃の光は 幾重にも、月へと渡る 太鼓橋。
君の心の 中にある、生まれ持ちたる 魂に、
深く刻まれ 疼くもの。
総ての 命を 支配する、月へと 還る 本能に、
激しき郷愁 涙する。
月へと 伸びた 虹の橋。
彷徨い 求めて 捜すもの。
http://www.rinku.zaq.ne.jp/haruka-akito/
ポツリポツリと 登り行き 傾斜の消えた 瞬間が
此処は頂き、雲の上。
足元定めて、顔を上げ、虹の袂を 捜しに行こう。
揺らめく太陽、月は背に、夜の帳が 天空を、
波の如くに 広がれば、
姿も露わに 麗しの、蒼き月が 道標。
遥かに聳える 断崖にやがて目指して 降り来る、
光の階段 昇る為。
遮るものとて 無き光、矢の如くに 降り注げ。
君の体を 突き抜けて、影すら 消さん ばかりまで。
帰る道すら 此処に無く、辿り付いたと 想っても、
座標は 常に 零点で、記す答えに 「解は無し」。
しじまに伸びた 虹の先。
刃の光は 幾重にも、月へと渡る 太鼓橋。
君の心の 中にある、生まれ持ちたる 魂に、
深く刻まれ 疼くもの。
総ての 命を 支配する、月へと 還る 本能に、
激しき郷愁 涙する。
月へと 伸びた 虹の橋。
彷徨い 求めて 捜すもの。
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